| 神奈川県立総合教育センター 平成19年度 研修講座報告 ティーチャーズ・サイエンスキャンプ「箱根火山形成史新モデルの理解と身近な自然を活用する理科学習」 |
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目的 |
箱根火山形成史の新しい理論について理解を深めるとともに、地質調査法等の技術を身に付けます。また「アースシステム教育」を理解し、身近な自然、最先端の研究を教材として活用する実践的な指導力の向上を図ります。 |
定員 |
16 |
| 会場 | 善行庁舎 所外 | ||
| 対象 | 中・高等学校理科教員、特別支援学校教員 |
期日 |
7月27日(金) |
| 担当課 | 専門研修課(0466)81-1974 |
研修時間 |
13:10〜16:30 |
| 内容 一日目 |
・地学的な自然の見方・考え方及び露頭の調べ方・観察用具の使い方 ・神奈川の生い立ち 生命の星・地球博物館学芸員 平田 大二 ・箱根火山形成史の新しい理論 生命の星・地球博物館学芸員 山下 浩之 ・身近な自然・最先端の研究を教材として活用する理科学習 国立教育政策研究所総括研究官 五島 政一 |
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| 二日目 | ・地質調査法の理解 ・箱根火山形成史新モデルの証拠調査 生命の星・地球博物館学芸員 笠間 友博、山下 浩之 |
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| 三日目 | ・テフラの調査から分かる箱根火山 生命の星・地球博物館学芸員 笠間 友博 ・身近な自然の教材化 国立教育政策研究所総括研究官 五島 政一 ・身近な自然を活用する理科学習プログラム 国立教育政策研究所総括研究官 五島 政一、所員 |
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| 備考 | 対象:県立高等学校実習助手(理科)を含みます。 | ||
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| 生命の星・地球博物館 平田 大二企画普及課長から、岩石・鉱物と地質についての地学的な見方、考え方を実習を交えて丁寧に解説していただきました。 | 火成岩・堆積岩・変成岩、造岩鉱物を砕き岩石・鉱物標本を作製しました。 |
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| 生命の星・地球博物館 山下 浩之学芸員から箱根火山の形成史の新モデルと次回の野外調査のポイントを分かりやすく解説していただきました。 | 国立教育政策研究所 五島 政一総括研究官は、身近な自然・最先端の研究を教材として活用する理科学習について、ご自身の豊富な経験とアースシステム教育の理論に基づいて解説をしていただきました。 |
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| 外輪山(旧モデルの古期外輪山)の露頭。長尾峠で外輪山の石を採取しました。旧モデルでは写真左中程の溶岩流の傾斜は、断層によって逆傾斜を示しているという解釈ですが、流れた当時のままの傾斜であるという調査結果もでています。 | 長尾峠の露頭で観察できた火砕流堆積物の中に見られる火山灰層 |
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| 長尾峠から新期中央火口を望む。早川をせき止めた神山の山体崩壊物質が扇形に広がっている様子を観察しました。 | 小雨の降る中、芦之湯の沢に降り東京軽石層と東京軽石流を観察し、試料を採取しました。 |
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| 文庫山で板状節理の観察とデイサイトを採取しました。 | 長尾峠の露頭。富士黒色層の中に見られた神山からの火砕流堆積物。 |
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| 大涌谷駐車場下の山道脇。白く見えるもの(温泉余土)は風化した安山岩。奥は冠ヶ岳。 | 生命の星・地球博物館 笠間 友博学芸員の指導で、芦之湯で採取した火山灰(東京軽石、第一中央火口丘軽石)を洗い出して鉱物の観察を行いました。 |
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| 箱根火山の教材化として、プリニー式噴火のシミュレーション実験を行いました。 | さらに笠間学芸員が考案・製作した実験器具を使って、砂と廃油を交互に噴出させることでできる成層火山の形成シミュレーション実験を行いました。側噴火なども見られる高い再現性に一同驚きの声をあげました。 |
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| 最後に縦に切って断面を見ると、見事な成層構造が完成していました。 | 最後は五島総括研究官に「身近な自然の教材化の視点、学習プログラムについて」まとめていただきました。 |